Gmailから別アドレスでメール送信
Gmail には、@gmail以外のメールアドレスを使って、そのメールアドレス用の送信サーバからメールを送信する機能があります。
ちょうどPC内のメールアプリのような動作をしてくれるわけです。
この機能を使うと、
- 普段使っている別アドレスからメールを出すときも、ブラウザからGmailにアクセスすればオッケーです。
- 送信控えは、Gmailの送信控えに入ります。
- 送信サーバはGmailでなく、メールアドレス(ドメイン)用のサーバを使って送信します。
私の興味を引いたこと。あるいは戯言とも。
Gmail には、@gmail以外のメールアドレスを使って、そのメールアドレス用の送信サーバからメールを送信する機能があります。
ちょうどPC内のメールアプリのような動作をしてくれるわけです。
この機能を使うと、
Gmail には、PC内のメールアプリの様に、Gmail以外のメールサーバにアクセスしてメールを取ってくる機能があります。
この機能を使えば元のメールサーバで転送設定ができなくても、Gmailで他のメールアドレス宛メールを受信できます。
ただし、元のサーバからGMailへ転送するのとは、大きくは次の違いがあります。
いくつかのプロバイダのメール設定を調べてみました。2023/03現在の情報ですが、今後変更されるかもしれません。
もし使用されるときには、プロバイダ名からリンクされている元ネタのページを確認してくださいね。
あと、POP3の設定だけで、IMAPは調べていません。
サーバ名はともかく、今はみんなSSL接続で受信ポートは995、送信ポートは465か587でいっしょですね。
送受信共に認証が必須ってのも当たり前といえば当たり前。
(Windows95の頃はもっとセキュリティがガバガバで、よそのサーバからメール送信できてたりしました。)
各社のメール受信設定
プロバイダ | 受信サーバ | ポート | SSL | ユーザ名 |
---|---|---|---|---|
@nifty | pop.nifty.com | 995 | 使用 | @niftyのID |
biglobe | mail.biglobe.ne.jp | 995 | 使用 | メールアドレス全体 |
OCN | pop.ocn.ne.jp | 995 | 使用 | メールアドレス全体 |
ぷらら | secure.plala.or.jp | 995 | 使用 | メールアドレス全体 |
so-net | pop.so-net.ne.jp | 995 | 使用 | メールアドレス全体 |
nuro光 | pop.so-net.ne.jp | 995 | 使用 | メールアドレス全体 |
yahooメール | pop.mail.yahoo.co.jp | 995 | 使用 | メールアドレス全体 または Yahoo! JAPAN ID |
各社のメール送信設定
プロバイダ | 送信サーバ | ポート | SSL | 認証 | ユーザ名 |
---|---|---|---|---|---|
@nifty | smtp.nifty.com | 465 | 使用 | 使用 | @niftyのID |
biglobe | mail.biglobe.ne.jp | 465 | 使用 | 使用 | メールアドレス全体 |
OCN | pop.ocn.ne.jp | 465 | 使用 | 使用 | メールアドレス全体 |
ぷらら | secure.plala.or.jp | 465 または587 |
使用 | 使用 | メールアドレス全体 |
so-net | pop.so-net.ne.jp | 587 | 使用 | 使用 | メールアドレス全体 |
nuro光 | pop.so-net.ne.jp | 587 | 使用 | 使用 | メールアドレス全体 |
yahooメール | pop.mail.yahoo.co.jp | 465 | 使用 | 使用 | メールアドレス全体 または Yahoo! JAPAN ID |
「さくらのメールボックス」は、独自ドメインのメールサーバをメールボックス数無制限で月100円程度で借りられるサービスです。
私の借りている共用Webサーバにもメールサーバ機能もついていますが、安定度などを考えてWebサーバとは別に借りています。
でも、メール容量が全メールアドレスで20GBなので、Gmailに転送して使っています。
@niftyのメールを、他のメールアドレスに転送するよう設定する手順を書いておきます。
私のところでは殆ど使っていなくて、めったにアクセスしないため普段使っているGmailに転送しています。
パソコン通信時代から使ってるIDなので、たまに時を超えたようなメールが届くことがあります
小さな容量のメールサーバだと受信したメールをサーバに溜めておけません。
そんなときには、Gmailに転送してしまうと便利です。
Gmailの大容量を生かして、私のところであちこちのメールサービスのメールをGmailに集めています。
Gmailから他のサーバにメールを取りに行くことも可能ですが、ここでは受信したサーバからGmailに転送する場合について書いておきます。
サーバによっては転送の設定ができない場合もありますが、そんなときにはGmailが取りにいく設定をまた書きたいと思っています。
→書きました:Gmailで他サーバの受信メール取り込み
私の使っているサーバの例を書いておきますので、これを参考に設定方法を探してみてください。
@niftyのwebメールの設定ページで設定可能です。
設定手順を別の記事に書いておきました。
webメール(旧バージョン)から設定ページに入れます。
新バージョンのWEBメール画面からは一度旧バージョンに入ってから設定することになります。
こちらも設定手順を別の別の記事に書いておきました。
WEB メールからユーザによる設定はできないようです。
サーバを借りている御本人の場合は、メール設定のページで設定してください。
メールだけ提供してもらっている方は、サーバ管理者にお問い合わせください。
こちらのページに設定方法が書かれていました。→https://support.ocn.ne.jp/personal/purpose/detail/pid2900000q5l/
転送先は10件まで登録できるようですね。
こちらのページから設定できるようです。→https://www.plala.or.jp/option/forward/
ぷららのアカウントはないので、細かいことはわかりません。
転送したメールを元のサーバに残すかどうかは、状況に応じて選択してください。
Gmailから使用するようになれば、元のサーバにはアクセスすることもあまりなくなると思いますので、容量オーバーしないよう転送専用(元のメールは残さない)方が良いとは思います。
ただし、万一設定を失敗した場合に備えて、しばらくは残す設定にしておいて、安全に転送できることが確認できてから転送専用に変更したほうが良いと思います。
-- この記事は無償版「G Suite」終了に対応するための記事を、終了撤回に伴い汎用的に書き直したものです。---
最近はスマホの設定などで、いつの間にか作っているGmailアカウント(googleアカウント)ですが、改めて作るときの手順をまとめてみました。
同じIPアドレスからのアクセスでいくつも作ると、数量制限があるのか
途中から作れなくなるのでご注意ください。